NPO法人・ボランティアとは?
~「ボランティア・市民活動って何?」と「心構え」~
全く経験の無い方にお話しするのが難しい
タイトルの通り、いつも迷いながらお話をして来ました。
今回は、つどい業務責任者(新福)が、八尾市生涯学習センター「かがやき」主催の「なつやすみこども講座」で、40分程度お話した資料を公開いたします。
公開にあたっては、全く経験の無い方に少しだけ伝えられるようになったのではないと思い、またホームページで資料を公開するとご理解いただきやすいとも思いました。
以前に掲載している「言葉の意味でわかる!NPO法人」も資料を配布し、講座でお話していますので、それも照らし合せるとわかりやすいと思います。
資料の公開で理解できること
「資料:(3)NPO法に定める20の活動分野」は、分野が多いと思われますが、活動分野1番目から19番目までが社会問題や地域課題であるとご認識いただければと思います。
「資料:(4)別紙【経歴・市場の失敗と政府の失敗図】」は、なぜ市民活動・NPOが存在し必要とされているか、企業や行政の立ち位置と比較をしながらまとめています。
「資料:(5)企業とNPOとの違い」は、市民活動・NPOは、対象者(第一の顧客)と協力者(第二の顧客)が存在しないと、ミッション達成までの活動の継続が難しいことを図解にしています。
市民活動を始める時に、とても大切な要素だと思います。ご理解をいただくことをお勧めいたします。
活動へ携わる際への心構え【個人見解】
最後は、携わる際に誤解を受けやすいことをまとめます。
市民活動・NPOは、自分のやりたいことが出来るという「自己実現」で携わる方がいらっしゃいます。
「自己実現」の前に、対象者や協力者のお役に立っているかが先です。これは市民活動以外でも企業も行政も、その順序は同じなのです。
また「自己実現」が出来ることも、あなた個人へのお金では得られない大切な見返りかもしれません。
しかし、他者や社会のお役に立ちたい「無償の愛」や「奉仕する気持ち」を育んでいただくことが、公益性を生み出す市民活動・NPOにとっては、とても大切だと思っています。
活動へ携わる際は、日常生活の時よりも、少しだけその意識を強く・心を大きくして携わっていただくと、とても嬉しいです。
(1)レジュメ:ボランティア講座20210710(PDF 172KB)
(2)言葉の意味でわかる!NPO法人(PDF 0.6MB)
(3)NPO法に定める20の活動分野(PDF 410KB)
(4)【経歴・市場の失敗と政府の失敗図】20210710(PDF 143KB)
(5)企業とNPOとの違い(PDF 207KB)