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校区別における地域複合組織の構成状況

~「校区まちづくり協議会」と「地区福祉委員会」~

なぜ、このような事をまとめるのか?(経過は各小見出しを参照)

それは、「つどい」は地域分権の推進を担う「つなぎ役(中間支援)」の組織だからです。

「つどい」は、市民活動団体と地域活動団体(特に校区まちづくり協議会)をつなげる協働促進役の一旦を、これまで担わせていただきました(一歩踏み出し、まだまだ道半ばです)。

疑問(1)「地域の自治や地域コミュニティって、どんな感じ?どんな状況なの?」

今回は「地域の自治や地域コミュニティって、どんな感じ?どんな状況なの?」という疑問を、「地区福祉委員会」と「校区まちづくり協議会」の構成団体の状況を図解でまとめました。2019(令和元)年度に出張所訪問等で収集した情報を基に作成しました。

 また、疑問(1)に行き着いたのは、地域で取組む地域活動団体は、町会や自治振興委員会、地区福祉委員会や校区まちづくり協議会等、色々あって、それらの違いや団体同士の関係性、それから各地域活動団体と行政との関係性がわかりませんでした。

疑問(2)「地域活動団体同士でどこまで話し合われているのか?」

さらに「地域自治の推進」や「地域コミュニティ」といった公益を産み出すことに対して、小学校区内の地域活動団体同士が、どこまで「自治とは何か」「どの組織が自治を担い、どの組織が地域コミュニティを担うのか」といった話合いをされて来たのか?という疑問に行き着きました。

そして、「地域活動団体同士での合意や共通認識がされて来たのだろうか?」と、さらに疑問が深まりました。

いくつか疑問に持ちながら、出会ったのが「地域複合組織」という存在でした

「地域複合組織」とは、「つどい」委託運営団体がつくった名称・用語です。先ほどご紹介した「八尾市自治振興委員会(地区自治振興委員会)」「地区福祉委員会」「校区まちづくり協議会」の事であり、地域内ではおおまかに小学校区単位で活動する各地域活動団体が、これら地域複合組織に構成していることがわかりました。

また地域複合組織には、自治や地域コミュニティの推進でのつなぎ役(中間支援)の機能もしくは組織であることも存在意義があると仮定して、「地域複合組織」の定義に加えました。

このことに取組みだしたのは、地域の会議に参加したことがきっかけ

「つどい」では、校区まちづくり協議会を軸につながりや協働を促進する中で、地域のまとめ役である各地域複合組織の特徴や共通点・相違点などを独自に整理しました。

これは、地域の会議に加わった時に出た意見として「地区福祉委員会と校区まちづくり協議会の違いがわからない!」と話題になったことがきっかけです。

これについては、「つどいの知恵袋」→「新しい公共・地域分権」→「地域の複合組織の比較【未完】」に、「校区まちづくり協議会」と「地区福祉委員会」の比較を表でまとめていますので、ご参照くださいませ。

以上の経過から、現状整理として、地域複合組織の団体構成状況を校区内にまとめましたので、ぜひご覧くださいませ。

(1)地域複合組織の構成員【現状】(28校区・32地区別:50音順)(PDF 172KB)